〜スポーツマウスガード〜
当院では スポーツ用のマウスガードの製作も
行っております(保険外)
この項では、マウスガードについての当院のスタンスについて
いくつか申し上げておこうと思います。
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まず 第一に申し上げておきたいことは
歯科医学的な診察を経ずにマウスガードの
作製に着手することは ありません。
診察の結果、歯科治療を先行する必要があれば
治療が一定の段階まで行えたところで、マウスガードの
製作に着手していきます。
歯の状態が変われば、状態が変わる前に作った
マウスガードも 当然 合わなくなります。
そのような事態は できるだけ回避できるに越したことは
ありませんし、また そういう事態が起こるのであれば
そのことについて 事前に説明申し上げるのも
プロとしての務めであるとも考えています。
また、歯科治療を伴わなくても、
歯の状態の変化は、意外とあるものです。
小学生〜中学生であれば 乳歯から永久歯の生え変わりも
ありますし、大学生でも 親知らずが生えて来たり、
また それに伴って 歯並びが若干変わることも
あります。
ちなみに マウスガード製作時に関わる料金は
上下全顎の歯型取り 7000円〜+消費税
マウスガード装着時 7000円〜+消費税
で行っております。
ご希望の方は、受診前の予約時に
「マウスガードについても相談したい」
と一言 添えてください。
その際は、行っているスポーツ名も
お教えいただけると幸いです。
また、すでにお持ちのマウスガードがあれば
受診時にご持参いただけると よりスムーズかと
思われます
(他院マウスガードの調整、修正が
当方で可能な場合もあります)
(補足1)
マウスガードという用語について:
「マウスピース」という言葉が一般的かもしれませんが
歯科においてはマウスピースは いろいろな場面で
いろいろな用途 形態のものが出てきます。
マウスピース、という言葉だけですと
「睡眠時無呼吸症候群に対するマウスピース」
であったり「顎関節症の治療用のマウスピース」
であったりするかもしれません。
「マウスガード」あるいは「スポーツ・マウスガード」
「(例えば)ラグビー用のマウスガード」などと仰って
いただくと 情報の交換が よりスムーズになると
思われます。
(補足2)
マウスガードは、口腔内の怪我を軽減することは
できますが、スポーツ外傷は それに限りません。
頭頚部に限った話でも、いろいろなトラブルが有り得ます
ご自分が行われるスポーツのトラブルに どのような
ものがあるのか それらに対して どの程度 備える
ことができるのか、その備えで どの程度 トラブルを
防げるのか 予め 指導者の方とも よく
相談されておくのが 宜しいかと思います。
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