2016年9月11日,18日の2日間にわたり、 公立能登総合病院歯科口腔外科部長 長谷剛志先生による 「食支援」マスター講座 が行われました。 当院から院長が参加してきました。 (講演の内容は 副院長向けとも思われたので 院長、副院長どちらが参加するか協議したのですが、 結局、院長が参加することになりました)。 |
2日間に渡る講演は、超高齢社会(65歳以上人口が21%以上)に 突入し、今後も高齢化が進むであろう我が国において 口腔機能をつかさどる職種である歯科医師が 今後 どのようなことを知っておかなければならないか また どういうことを考えていかなければならないか という内容でした。 長谷先生は、とにかく熱く、 そして、この講演の内容は 長谷先生の知識量、勉強量の 氷山の一角に過ぎないと思うと それだけで圧倒されてしまいました。 長谷先生のお話は 興味深く勉強になることが 多すぎて ここで書ききることは難しいのですが、 心に残ったことの一つを挙げるならば 石川県内の医療・介護施設における 「食形態」の互換性を高めるための整合表 「食形態マップ」を作られたことは すばらしいことではないかと思いました。 ここまで来られるまで 試行錯誤の連続であったろう、、、 どれだけ厳しい道のりだったろうか、、、 と思わされました。 |
講演2日目の最後には、長谷先生ご自身による 嚥下機能を経鼻的に内視鏡で診察する 実演が行われました。 被験者は 内視鏡メーカーの社員さんが なさる予定でしたが、せっかくの機会なので 当院院長が被験者を志願しました。 |
写真のような食べ物を いろいろと咀嚼→嚥下してみて その様子をモニターで観察します。 長谷先生は ご自身の手技をコマ送りで 説明してくださり、大変勉強になりました。 実演の後、内視鏡が映している動画を 今後の勉強のために頂戴してきました。 さらに、自分が持って行っていた 書籍に長谷先生のサインも貰ってきました (戸原先生という別の先生の著書でしたが 快く応じてくださいました) これを励みに 勉強していきたいと 思います。勉強することは山積みです。 |