平成24年7月18日〜20日の日程で 日本消化器外科学会の全国大会 が ここ富山で行われました。 全国大会ということで、日本中の あるいは海外からも 外科医の先生方が大勢、富山にお見えになりました。 個人的な意見かもしれませんが、 外科医には、知力だけでなく体力、胆力も兼ね備えた 豪快な先生方が多いように思います。 何というか、外科医に要求されるエッセンスと 体育会空手道部で要求されるエッセンスとの間に 相通ずるものがありそうだなあとも感じます。 私が大学生時代に所属していた 昭和大学空手道部のOB諸先輩方にも 外科医を志された人が、比率的にも人数的にも 多いようです。 全国から外科医の先生方が集まる この一大イベントにおいて 学生時代に同じ部の旗のもと戦ってきた面々と再会する機会を得て 7月19日の夜に 「えび寿司」 さんに席を設けさせていただきました。 |
向かって左側が 空手道部OB会長のG先輩(内視鏡指導医) 真ん中が当院院長。 向かって右側は、知る人ぞ知る豪傑です。 いろいろな話を聞かせていただきました。 主に、医療に関することですが、 頑張っている先生方の話を聞くことで 自分にとっても大変励みにもなりました。 特に、外科医の先生方は 大きな手術を 行うことも多いため、術中および周術期の 全身管理という点で アンテナの張り具合が 違うなあと感じました。 このような大きな学会が富山で開催されたおかげで お声がけいただき、本当に楽しく エネルギーを分けて もらえました。今後も頑張りたいと思います。 |
追記: 伝え聞くところによると、 昭和大学に空手道部は戦前から存在していたようですが、 敗戦後、GHQの武道禁止令により廃部となってしまったそうです。 その後、昭和大学に空手道部がない時代がどのくらいあったのかは 自分には定かではありませんが、空手道が解禁になった後、 戦後新たに有志により空手道部が結成、創部され、 現在の昭和大学空手道部はそれが脈々と今日まで 続いてきたものだそうです。 今も、空手道部を卒業されたOB諸先輩方が、部員の応援のため 部に顔を出されることもしばしばあるとお聞きしています。 言葉にするのは難しいですが、見る人が見ると、 そこには流れゆく河のような美しさがあるような気がします。 自分はここ数年、合宿、大会など今の部員諸君の活動には 顔を出せていませんが、その活動、活躍について いろいろと 連絡をいただいては嬉しく思っています。 また、自分自身、大学および空手道部を離れて随分経ちますが、 空手道、および空手道部で培った様々なエッセンスは、 歯科医療および歯科医院運営など 様々な場面において、 勿論そのまま通用はしないまでも、応用が利くことは 多々あるように感じます。 人生の縮図、と言っては言い過ぎでしょうけれども それに近いものはあるような気がします。 母校空手道部で頑張る後輩諸君にも、 自分が富山で頑張っていられることが 励みとなれるように、励みたいと思っています。 押忍 追記の追記: 細かいことを言うと、写真に写っている むかって右側の男性は、昭和大学柔道部OBのS君です。 彼は昭和大学空手道部OBではありませんが、 当時も空手道部と柔道部は友好的な関係にあり、 同じ世代の人間として見ると、広い意味では 彼も同門に近いものがあるなあと思います。 |