診療日の振り替えを行い、 2011年8月1日(月曜日)の午前中、 おとなり石川県の小松市にある こまつの杜 に家族で行ってきました。 こまつの「杜」という名称から 山あいの広々とした土地にあるんだろうなあ と思っていたら、JR小松駅のど真ん前の一等地を 一面ひろびろと「コマツ」という民間一社が占有していました。 これには本当にびっくりしました。 後で調べてみると、この敷地の全面積は約2万uとのこと。 東京ドームの建物面積が46755uとのことなので、ざっくり計算して 東京ドーム4個分以上の大きさということになります。 「こまつの杜」の広さはさておいて、 ここに来たお目当ては「働く車」。 特に「世界最大級の働く車」と呼ばれる 930E(きゅーさんまる いー)を見に行こうと 思っていました。 その「930E」を見て、またまたド肝を抜かれました。 「働く車」「おおきいダンプトラック」には違いないのですが あまりにも規格外の大きさだったのです。 上の写真を見てみてください。 930Eを見学するために備え付けられた階段や、 その階段と一緒に写っている人の大きさと比較すると、 その桁違いの大きさが少しイメージできるかもしれません。 タイヤの直径は約4メートル。 これは世界最大級のサイズだそうです。 ジャンボ機のタイヤとどちらが大きいんだろう?と 素人考えで思いながら後で調べてみると ジャンボ機のタイヤが直径1.2〜1.4メートル程度。 いかに大きいかが分かりますね。 ちなみに、930Eの車体は米国製なのですが このタイヤは北九州市のブリジストン社製だそうです。 ところで ブリジストンのホームページ によると 100席以上の民間旅客機のタイヤのシェア約4割が ブリジストン社製だそうです。 コマツといい、ブリジストンといい、 日本企業のパワーの凄さを感じました。 ところで930Eとは、どういう意味なのでしょう。 930は、930,000ポンド(93万ポンド=約499トン)の重さがあるという意味、 Eは電動(Electric)のEだそうです。 この930Eは、 南米チリ ・首都サンティアゴから北へ約200km、 チリ第4州 コキンボ州にあるロス・ペランブレス銅鉱山で 働いていたものだそうです。 運転席に誰も乗っていない状態でも遠隔操作ができるそうで 危険な鉱山での作業でも大活躍しているそうです。 「こまつの杜」には930E以外にも様々な展示が してあり、とても興味深く見学してきました。 |