<<たかた歯科医院 猫のひげ>>

東南アジア原産のシソ科の植物。
花屋さんでは「猫のひげ」という名前で売られていました。
クミスクチン(KuimisKuching)という別名があるようですが、
これはマレー語またはインドネシア語で「猫のひげ」を意味するようです。

まさに猫の髭のような、その独特な形に惹かれて買ってきました。

猫のひげ(2009年9月3日・15日撮影)
猫のひげ
猫のひげ
上の写真が2009年9月3日、下の写真が9月15日撮影のものです。


<クミスクチンという名称について>
そういえばマレー語の辞書があったなあ、と思い出して
むかしマレーシアを旅行したときに現地で購入した
「華英双解 統一標準馬来語辞典(マレー語、中国語、英語辞典)」で
調べてみると、Kumisは髭、Kuching(またはKucing)は猫を意味するようです。

クミスクチンとは別に「ミサイクチンMisaiKuching」という
呼び名もあるようです。Misaiは「髭」を意味するそうなので
クミスクチンと同じく「猫のひげ」を意味することになりますね。

英語でも「猫のひげ」の意味でCat whiskersとか、cat's moustache
というようですが、これらもまた現地語名の直訳のようです。


猫のひげ リンドウ ハイビスカス(2009年9月7日撮影)
猫のひげ
2009年9月7日撮影。
猫のひげ、リンドウ、ハイビスカスの 3ショットです。夏を彩ります。

なお、この植物は「クミスクチン茶」という飲料にも
加工されるようです。南方の文化ですね。




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